2006-06-23

2日目 日本 vs ブラジル


 昨日約束した、お客さんとお昼を食べるためお客さんの泊まっているホテルへ向かう。
 昨日の夜はなにもせず寝たので、朝早めに起きて、このブログのねたを書いてたりしてたら時間がなくなってしまい、急いでタクシーに乗る。なので気づかなかったんだけど、タクシーを降りて、今日はとても寒いことに気がつく。
 Tシャツで着てしまったので、とても寒い。戻るわけにも行かないのでここは我慢。
 お客さんとそのご一行の方々で駅前まで路面電車で中央駅まで移動。
 お昼は中央駅から歩いてちょっとしたところにある中華料理屋ということになっているらしい。まだソーセージにはありつけない。
 中華料理屋といっても、高級ではなく、とても大衆的なところ。味もいまいち。あたりまえだけど。日本の米っておいしいんだなということを再認識。
 ひとしきり飲み食いして店を出る。街をちょっと歩いて、時間になったので、みんなでホテルへ戻る。自分はホテル16:00発のドルトムント行き専用バスがあるので、自分もホテルへ。
 バスは旅行会社(HIS)で用意されているもので、日本人用のドルトムントの会場へ行く特別バス。待ち合わせはホテルのロビーになっている。
 タクシーでホテルに帰るとすでにロビーにサムライブルーの方々がたくさんいらっしゃる。なのでちょっと焦り気味に準備をし、自分もロビーへ。
 この焦りがミニトラブル(にはならなかったけど)を生んでしまった。
 ロビーでバスを待ち、バスに乗る。
 バスの乗客は当然全員日本人で、大きなシャトルバスがほぼ満席。
 バスが発車し、さっきあせって用意してしまったので、持ち物を確認する。会場のチケットや財布、携帯、双眼鏡、デジカメは持っているが、パスポートを忘れていることに気がついた。ホテルの部屋の金庫にいれっぱなしだ。
 これはまずいかも。今回のワールドカップでは会場に入る際のチケットに個人の情報が登録されている。自分のも登録してもらってある。その情報がまちがいなく自分だとしめせるものはパスポートしかなく、これは困った。
 バスをとめて戻ってもらうわけにも行かず、ただ、事前の情報では、入場時に全員分チェックするわけに行かないので、かなりルーズになっているっぽいという情報があったので、それに賭けることにした。(せっかく登録してもらったのに)
 会場までは1時間半ほどかかるといっていたが、実際はアウトバーンで大渋滞があり(試合のせいだと思う)、2時間近くかかり、ついたら18:00ぐらいだった。それでも試合開始までは余裕がある。
 同じようなバスが数百台止まっている駐車場にバスが止まり、帰りもここまで自力で戻ってこないといけないとのことで場所やバスを再確認。デジカメに撮ったりした。
 会場入り口まで日本人ガイドさんにつれていかれ、いざ入場。
 まずスタジアムの敷地に入るためのゲートがあり、そこで一度チケットをチェック。ここはチケットの有無を確認し、持ち物および身体検査があっただけだった。
 スムーズに中に入れ、スタジアムまで歩く。スタジアムの前にオフィシャルショップがあり、買い物しようかとおもったがすでに大行列。とりあえずあきらめ、路肩で売っているプログラムだけ購入した。
 さて、問題のスタジアムに入場しなければならない。ちょっと観察したところ、ゲートによるのか、人によるのかパスポートチェックをしているところとそうでないところがあるっぽい。
 チェックをしていなさそうなところを見極め、挑戦。あっさり入れてしまった。半券も切られて無い。自分の持っているのはお客さんからもらったスポンサーチケットなので、ノーチェックだったのかもしれない。
 というわけで、まったく問題なく会場入り。
 まず自分の席の確認のためスタンドに入る。
 ドルトムントスタジアムはサッカー専用のスタジアムで、歴史もあるっぽい。サッカー専用だけに、陸上競技のトラックなどがなく、ピッチ脇がすぐスタンドになっている。非常に近い。スタンドは2階席まであり、結構でかい。ただ、スタンドが設置されている面が非常に急になっていて(階段を上るのも大変なぐらい角度が急)、それほどピッチからの距離は遠くない。
 自分の席は1階席と2階席の中間ぐらいだった。丁度センターラインの真ん中。
 自分の場所を確認できたので、一度スタジアム内にある売店に行くことにした。ここも大行列だったが、子供のお土産を買いたくて、果敢に行列に挑むことにした。やっぱりというかなんというか、行列のほとんどが日本人。延べ40分ぐらいかかってやっと買い物が出来た。
 買い物をして戻ってくると、もうお客さんがたくさん。自分の席はもともとお客さんのあまったものなので、自分の周りはお客さんの営業部の方々がいっぱいいた。面識がある方もいたので、挨拶をして、まわりの知らない方々にも自己紹介をして、いっしょに応援しましょうモードにもっていった。
 ドルトムントの会場での試合を日本で見ていたとき、綿毛のようなものがたくさん飛んでいたが、今日は全然飛んでいないことに気がついた。気温も相変わらず低く、自分は長袖の上にユニフォームを着ていたのだが、だんだんボルテージが上がってきてあつくなったので、ユニフォームだけに着替えた。
 周りのお客様の営業部隊の方々とわきあいあいと応援をして、楽しかった。玉田の得点では当然大騒ぎ。抱き合って喜んだ(誤解の無いように、当然やろうばっかです)。お客さんの営業部隊の方々はとても気合が入っていて、ほとんどの人はフェースプリントしていて、数名の方は全面メイク。全身タイツの人もいた。
 試合内容自体は放送のほうが詳しいと思うので、ここでは書かないが、なんというか、まぁ。ね。
 放送ではどう映っていたかわからないが、試合終了後、中田がピッチ中央に寝て動かないシーンが印象的だった。どうやら泣いていたみたいだが。思いはよくわかる気がした。
 いつもは試合はテレビ放送でしか見ていないので、選手の動きはボール中心しか見ることができない。実際にスタジアムで見ると、選手全体の動きが見れて、テレビではわからないことが見れてよかった。
 まず、この試合両チーム通じて一番走っていたのは間違いなく中田だ。(途中交代のロナウジーニョに匹敵すると思う。ロナウジーニョもめちゃめちゃ動いてた)
 それにくらべ、中田以外の選手の走らないこと。前半はまだ動けていたので、決定的なシーンも作れたし、実際点も入れれたし。後半はひどかった。そりゃ点取られるよって言うぐらい中田以外は動かない。自分もサッカーを昔やっていたので、よくわかるが、サッカーは走ってナンボである。走れなければ意味が無い。練習の多くを走り続けられるようにする事に割くぐらいである。
 前回までの2試合は日中のしかも炎天下の中だったので、後半足が止まってしまうのはわかる気がしたが、今日は肌寒いぐらいだし、何でこんなに走らないんだろう。
 という中、一人奮起していた感じの中田なだけに、そして彼は今回で代表引退になるであろうから、ピッチで泣いていたような姿はすごく印象的だった。
 というわけで、帰りのバスにすぐ向かわないといけないので、あまり余韻に浸っている暇もなくバスまで移動。
 さすがにもう暗くなっていたが、なんなくバスまでいけた。
 行きのバスの中はみんなおのおの盛りあがっていた感じだったが、さすがに試合結果が影響して、帰りは静かなものだった。泣いている人もいた。
 自分も疲れて、帰りのバスの中はほとんど寝ていった。ホテルについてもそのまま寝てしまった。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

一生に一度の体験ができたね。
30年後に孫に自慢しましょうね。

でもやっぱり忘れ物したねぇ。
まあ、大きなアクシデントにならなかった
ようなのでよかったね。

試合の放送意外にも「とくだね」や「ハイライト」など関連番組も録画しておいたよ。

今、妹と一緒に実家に来ています。
帰国の日には帰ってるので安心して。
携帯にはいつでも連絡ください。
では、急に寒くなった様なので気をつけて。

匿名 さんのコメント...

親子で風邪っぴきのため試合は見れませんでしたが…っていうか、ドキドキしすぎちゃってどの試合も見てないんだけどさ…

終わっちゃったね~
私によく似た俊輔君も走れてなかったのかな。

しかし、まだソーセージにありついてないわけ?必ず食べてきてちょ~だい。求む!感想。

やっぱりビールはいっぱい種類があるんでしょう?おいしいの~?よく聞くようにぬるいの?おいしかった銘柄というか種類(ピルスナーとかアルトとか)を覚えて帰ってきてね。

油断して風邪ひいたりスリにあったりしないように気をつけておくんろ。